ロイズ、不良債権化した豪不動産ローン売却

ロイター 6月6日(水)

英銀大手ロイズ・バンキング・グループは6月6日、不良債権化した豪不動産ローンのポートフォリオ、総額8億0900万ポンド(12億米ドル)相当を、米金融大手モルガン・スタンレー(Mスタンレー)と米プレイベートエクイティ(PE)大手ブラックストーンに売却すると発表しました。

今回の売却は、同行が進める非コア資産の売却計画の一環です。ロイズは2008年の金融危機で公的資金による救済を受けています。そのため、現在は英政府が株式の40%を保有しているのです。

売却額は3億8800万ポンドで、現金で支払われる予定です。同行では売却益を債務返済に充てる方針です。

売却手続きは第3・四半期中に完了する見通しとしています。

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住宅市場低迷でも高利回りで米REIT人気

ロイター 5月1日(火)

米国の住宅市場はなお低迷していますが、今年のウォール街ではモーゲージ(不動産担保貸付債権)関連資産に投資するファンドが大人気です。

ヘッジファンドから投資銀行に至るまで、数多くの金融機関がモーゲージファンドを立ち上げました。モーゲージ担保証券(MBS)に投資するものが多いのですが、割安感の出たモーゲージ自体の物色に焦点を絞ったファンドもあります。

実質ゼロ金利政策下で投資家は高利回りを渇望しています。モーゲージ関連投資は、住宅市場が上向いた際に値上がり余地のある魅力的な資産クラスだとみられているのです。

たとえ住宅販売と価格が回復しなくても、MBSは国債に比べて利回りが高いため運用成績は良好です。ただし金利が急上昇したり、米経済が大幅に悪化してモーゲージのデフォルト(債務不履行)が急増する場合にはリスクが大きいでしょう。

銀行が複雑な証券化商品の組成を競って金融危機を招いたサブプライム住宅ローンブームが再来したわけではありません。投資家が関心を示しているのは、質の高いモーゲージ証券であるにもかかわらず大幅に値下がりし、住宅市場が落ち着きを見せ始める中で割安感の出てきた資産です。

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