京都の京町家:再生に新機軸あり

毎日新聞 1月7日(土)

空き家となり老朽化した京町家の再生を図ろうと、所有者には金銭的な負担をかけずに改修するシステムを、不動産業者らで作る団体が構築し、京都市内で事業を始めました。京町家を守る手法として注目されそうです。

事業主体は、45社が加入する京都府の府不動産コンサルティング協会が新たに設立した「京町家利活用合同会社」です。改修費用は、東京都の財団法人不動産流通近代化センターの債務保証制度を利用し、同社が金融機関から融資を受ける。改修後の町家を同社が賃貸し、賃料を返済に充てるシステムです。

第1弾として京都市南区の築70年以上の空き家2戸を対象に選び、所有者に大阪市の信託会社との間で信託契約を結んでもらいました。同社は、この信託会社との間で物件の一括借り上げ契約を締結。さらに改修費などとして京都信用金庫から計1800万円の融資を受け、2戸の10年分の賃料という形で信託会社に一括前払いを行っています。

すでに改修工事が始まっています。所有者には改修された物件が10年後に返還されることになっています。

京都市景観・まちづくりセンターが08~09年度に実施した調査で、市内に4万7735戸の京町家があり、うち5002戸が空き家だったということです。同協会は「高齢や資金問題などで所有者自身では改修できないままのケースは少なくない。この事業によって空き家を解消し、地域の安全と活性化に役立てれば」としています。

同協会は、今後さらに3戸程度での実施を検討している。将来的には金融機関の融資以外に一般の賛同者からの資金集めにも取り組むということです。

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