犯罪防止に青色街灯と町内会加入

毎日新聞 11月29日(月)

2010年10月末までに北海道内で起きたひったくりは106件で、うち約1割の10件が東西1・4キロ、南北0・6キロの札幌・ススキノ地区南部に集中しているということです。
繁華街を300メートルほど南下すれば、古い住宅やアパートが密集する風景に一変します。被害者の多くは、帰宅中の酔客や飲食店員だということです。「犯人から見れば『標的』に困らない。道路も入り組んでいるので逃走もしやすい」。道警幹部は解説しました。

なるほど、単なる客というよりは、飲んで帰る客を待ち伏せしてひったくるのですね。

こうした中でも、街頭犯罪の抑止に効果を上げているエリアがあるそうです。市電沿線に広がる通称「西創成地区」。青色の街灯を設置しているそうです。
青い光は、晴天であれば白い光より遠くまで照らすことができますし、心理的に「気分を落ち着かせ、犯罪を思いとどまらせる効果もあるとされる」と言われているそうです。

警察署との協議会で、西創成第3町内会(約280世帯)会長らは2007年10月、約60万円を工面して道内で初めて4基の青色街灯を設置したそうです。町内会の熱意が行政も動かし、09年までに市のモデル事業として、さらに公費で29基の街灯が設置されました。

つまり、路を明るく、明るく、ということですね。単純明快な解決法と思いますね。

効果は抜群。この地区のひったくりを含む夜間の街頭犯罪件数は2007年9月までの2年間で100件だったが、2009年9月までの2年間は49件と半減しました。青色街灯のない地域は9~32%減だったそうです。

住民からも「安心して歩ける」と好評で、市区政課には他地区の町内会からも問い合わせが相次いでいるといいます。

「西創成まちづくりセンター」所長によると「3代、4代と住み続けている人が多く、地域への愛着が強い」ということです。

そうなんですか、繁華街なので、外から来た人が多いと思っていました。

それでも賃貸マンションの増加などで、西創成地区の町内会加入率は市平均の72%を下回る64%だということです。
町内会会長らは、不動産管理会社などに働きかけ、単身世帯の若者らにも町内会に入るよう呼び掛けを続けているそうです。「町内会は地域の防犯活動の核。住民が結束して動けば、街はもっと安全で住みやすくなる」。

青色街灯は直接的な効果があります。地域のコミュニティ作りは、間接的ですが、継続した効果が期待されます。

特に都会ではコミュニティを壊すような動きが主だったと思いますが、このごろは、コミュニティの構築が注目を集めていますね。不動産業界でも、意識されているように聞いたことがあります。この動きが長く続くものなのか、不況下の一過性のものなのか、注目しています。

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