弘前東照宮が破産で重文の本殿、売却へ

産経新聞 4月19日(木)

青森県弘前市笹森町の宗教法人「東照宮」が地裁弘前支部から破産手続き開始の決定を受けたことが4月19日、分かりました。国の重要文化財に指定されている東照宮本殿は今後、競売などで売却される可能性もあるのです。神社の破産は全国で2例目ということです。

県神社庁によると、負債は約2億円です。東照宮は、先々代の宮司の時代に隣接地で運営していた結婚式場への過大投資などで経営難に陥り、20年には社務所や拝殿などが競売にかけられました。以降、東京の不動産会社が社務所などを所有、東照宮が本殿を所有する形が続いています。

東照宮は、19年以降は宗教活動を停止し休眠状態になっていましたが、その後も債務整理は進まなかったということです。

東照宮は、元和3年(1617年)に弘前藩2代藩主・津軽信枚が創建し、寛永元年(1624年)に現在の場所に移転しました。本殿は寛永5年(1628年)の建立で、昭和28年に重要文化財に指定されています。

マスコミも来る儲かる不動産コンサルタントが「そっと教える」不動産コンサルタントのなり方とその威力~実践に即した不動産屋さんになる!
空室対策で高利回り 不動産投資家養成プログラム The大家さんマーケティング 2ndインパクト
激安住宅購入マニアル