三菱地所がベトナムでマンション事業

フジサンケイ ビジネスアイ 11月25日(木)

三菱地所は11月24日、ベトナム市場に進出すると発表したそうです。

ハノイ市とホーチミン市で実施される合計約1920戸の分譲マンションの供給計画に参画するとのことです。総事業費は180億円で、このうち三菱地所は45億円分を負担します。同社がアジアで本格的な不動産事業を展開するのは初めてです。

少子化で国内の不動産市場の縮小が予想されるなか、成長著しいアジア向け市場の開拓を急ぎ、新たな収益源に育成する計画を持っているそうです。まあ、これは、正しい選択ではないでしょうか?

ベトナムのマンション供給計画には、同社のほかにシンガポールの不動産大手キャピタルランドとシンガポール政府投資公社の不動産投資部門のCICリアル・エステートの関連会社が参加します。3社共同出資の新会社を立ち上げ、供給事業を進める計画です。

三菱地所は2008年10月にシンガポールに現地法人「三菱地所アジア」を立ち上げ、アジアでの事業展開を模索していたということです。人口増加や経済発展に伴い市場拡大が見込まれるベトナムへの投資が妥当と判断して進出を決めました。

海外での不動産事業は、法律等の問題が大きいとは思います。
でも、日本で培った技術やノウハウは、新興国でも通用するに違いありません。
三菱地所の活躍に期待します。

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