尖閣諸島購入金額は高いのか 無人島のお値段調査

MONEYzine 9月22日(土)

日中台で領有権が争われている尖閣諸島(沖縄県石垣市)について、日本政府が20億5,000万円で購入することで地権者と合意したことが明らかになっています。

この価格は、尖閣諸島の購入を呼び掛け14億円超の寄付金を集めた都に先駆けて、国有化を急ごうとした政府が決定したものだが、そもそも日本の無人島の価格はいくらぐらいなのでしょうか。

ネット上で検索すると、無人島の販売を仲介するというウェブサイトがいくつか見られます。「Aqua-Styles(アクア スタイルズ)」で取り扱う日本の無人島は、9月15日現在で11件となっています。一番安いのは、山口県熊毛郡上関町大字長島字の「沖鍋島」で、瀬戸内海から周防灘の中間地点に位置します。価格は2,000万円、物件の面積は8,703平方メートル(約2,640坪)です。郊外の中古マンションや一戸建てが購入できる価格です。

山口県大島郡東和町の「片島」も同じく2,000万円、こちらの面積はなんと5,700坪で、条件が良ければ南十字星を水平線上に見ることもできるといいます。

また、沖縄県では西表島と小浜島の間に浮かぶ11,131坪の「ウ離島」が5億円です。尖閣諸島から南下した、台湾にも近い位置にあります。潮が引いていると西表島から歩いて渡ることができ、沖縄で唯一の無人島物件です。沖縄で無人島の物件が出ることはめったにないことから、希少価値もあってこの価格になったとみられます。

また、不動産投資サイトの「楽待」でも無人島の仲介販売を行っていて、アクアスタイルズと同様、海外の無人島も取り扱っています。

無人島の価格を調べてみると、最安値は2,000万円台で、4,000万円台も多かったです。自分だけの島を持つという一見現実離れした夢も、実際は手が届くものなのかもしれませんね。

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政府、尖閣3島国有化

毎日新聞 9月10日(月)

政府は8月10日、「尖閣諸島の取得・保有に関する関係閣僚会合」を首相官邸で開き、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の3島(魚釣島、南小島、北小島)を国有化する方針を決定しました。海上保安庁が維持・管理にあたる。11日の閣議で今年度予算の予備費から購入費として20億5000万円を拠出することを決め、同日中に地権者と売買契約を締結する予定です。

会合には、藤村修官房長官や玄葉光一郎外相、安住淳財務相らが出席しました。尖閣国有化の目的を「尖閣諸島における航行安全業務を適切に実施しつつ、長期にわたる安定的な維持・管理を図るため」と申し合わせました。

藤村氏はその後の記者会見で、国有化する理由について「尖閣に上陸する、国民、わが国の領域を侵害する者がいた。無用な混乱を避け、わが国の有効な支配を妨げられないように平穏かつ安定的な維持・管理を図る必要があった」と述べました。

購入額については、藤村氏は不動産の専門家チームを設置して算定したと明らかにしました。そのうえで「代替性のない国境離島である尖閣3島には特殊性がある」と指摘。「島の個々の利用価値を元にした取得価格ではなく、極めて高次かつ特別な国益上の目的のために同島を長期に安定的に維持・管理する価値なので、社会的に是認される」と説明しました。

尖閣諸島の領有権を主張する中国との関係が悪化するとの懸念には「わが国領土の一部の所有権を国に移転するということで、他の国や地域と何ら問題を惹起(じゃっき)するものではない」と強調。「中国側とは外交当局間で、緊密な意思疎通を図ってきた」と語りました。

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尖閣諸島の値段 3億から350億まで

J-CASTニュース 4月20日(金)

東京都の石原慎太郎知事が、沖縄・尖閣諸島の3島を購入する方針を打ち上げました。尖閣3島の値段の「相場」はいくらなのでしょうか。

3億円程度との試算から、「中国人から40億円」「外国資本から350億円」の提示があったという情報まであります。「現地」の沖縄県石垣市の不動産屋にも聞いてみました。

石原知事は2012年4月17日、米ワシントンで「尖閣購入」方針を発表しました。購入額については「言えない。そんなに高くない」と答えました。

尖閣5島のうち、石原知事が埼玉県の地権者と交渉しているのは、最も広い魚釣島と、その周辺にある北小島、南小島の計3島です。魚釣島のやや北東に離れている久場島も私有地ですが、国が借り上げ在日米軍に提供しています。さらに東にある大正島は以前から国有地です。

魚釣島など3島は2002年以降、国が借り上げ「上陸規制」をかけています。賃料は3島計で年2450万円です。現在の契約は、2013年3月末で切れる予定です。

都が土地を買う場合、「2億円以上かつ2万平方メートル以上」なら都議会の議決が必要になる。3島計の面積は、2万平方メートルを大きく超えています。問題は2億円以上になるかどうかです。

石原知事がいう「そんなに高くない」とは、どれくらいの金額が念頭にあるのでしょうか。東京都の担当者によると、「値段も含め、まだ何も決まっていない」。「おおよその金額想定」についても、「決まっていない」との回答でした。

3島の値段について、「3億~5億円」説を紹介したのは、情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」です。

国が土地の賃借料を設定する際は、「通常、土地価格の5~8%」という専門家の見解を紹介し、「3島で2450万円」から単純計算すると、3億円から5億円になるとしました。

また、「モーニングバード!」は、「10億円から数十億円」とする東海大海洋学部の山田吉彦教授の見方を伝えました。

産経新聞も、石原知事発言があった4月17日、「『10~15億円になる見込み』(関係者)」と、山田教授に近い数字を報じています。

東京都がいくらで買うのか、とは別に「3島の相場」の話になると、100億円を大きく超える情報もあります。

地権者の知人でフォトジャーナリストの山本皓一氏は、「200億円を提示したり、つい最近も中国人が40億円で買いたいと言ってきたりした」(日本テレビ系「スッキリ!! 」、18日)という地権者側情報を語っています。

地権者の弟、栗原弘行氏は「外国資本が350億円で買いたいと言ってきたこともある」(モーニングバード!、18日)と明かしました。ただ、石原知事との間では、「いくらという話は出ていません」と説明しました。

「350億円」もの巨額の数字は、どういった根拠から出てくるのでしょうか。参考になるのは、2009年に台湾の不動産会社が公表した試算です。尖閣諸島の土地価格を「約280億円」と見積もったのです。

「現地」の沖縄県石垣市の不動産屋数件にも聞いてみました。「見当がつかない」「担当者がいない」という答えが多い中、石垣市の中心である石垣島のやや西にある無人島が3500万円で売られているという参考情報もありました。

尖閣諸島は、石垣島の北にあります。先の無人島の値段と面積を参考に、尖閣3島の面積から単純計算すると、3島の値段は約195億円になります。もっとも、「面積だけで単純計算しても意味はない」そうです。

東京都の猪瀬直樹副知事は、尖閣諸島の購入費について、全国から寄付を募る方針を明らかにしています。東京都の負担分が、議会議決が必要な「2億円以上」を下回る可能性もあるのでしょうか。

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