産経新聞 8月7日(火)
不動産大手5社の今4~6月期連結決算が8月7日、出そろいました。各社とも新規開業の商業施設が収益に寄与し、オフィスビルの入居が堅調に推移しました。最終利益は三井不動産、三菱地所、野村不動産ホールディングスの3社が増益、住友不動産と東急不動産が減益となりました。
東急不動産は前年同期に特別利益があったことの反動で減益になりました。住友不動産は株式評価損を特別損失として計上しました。
売上高は、都市開発事業で前年同期に計上した物件売却収入がなくなった影響などで三菱地所と住友不動産が減収となりました。営業利益はマンションの引き渡し戸数減少が影響した住友不動産を除く4社が増益となりました。
各社、オフィスビルの新規開業が相次ぎ、「6月末時点で空室率が9・43%と過去最高水準」(三菱地所)とするなど、供給過多となる傾向が見られたが、7月以降は、空室率が改善するとの見方から、通期見通しは各社据え置きました。
■不動産大手5社の2012年4~6月期連結決算
********************売上高 最終利益
三井不動産 2799(0・3) 90(40・2)
三菱地所 1969(▲7・5) 118(2・7倍)
住友不動産 1474(▲5・7) 113(▲7・6)
東急不動産 1444(33・5) 79(▲63・6)
野村不動産HD 1133(54・5) 82(2・7倍)
注.単位・億円。カッコ内は前年同期比増減率%、▲はマイナス。
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