サーチナ 11月27日(日)
アイスランド内政相は11月26日までに、中国の不動産企業「中坤集団(不動産やリゾート開発を行う大型の民間企業。創業は1995年。本拠地は北京)」の董事長(代表取締役)を務める黄怒波氏が9月に申請していた同国の土地300平方キロメートルの買収を拒否する意向を示しました。
300平方キロメートルはアイスランド国土の0.3%に相当します。黄氏は約880万ドルで土地を購入して、リゾート施設を作る計画として申請していました。黄氏はノルウェー、フィンランド、スウェーデンなどその他の北欧国家でも、5年以内にリゾート施設を作る考えです。
黄氏がかつて中国共産党中央宣伝部と中国政府建設部に在職していたこともあり、同氏の大規模な土地買収については懸念の声が上がっていました。黄氏は土地買収についてしばしば「純粋にビジネス目的。政治的な意図はまったくない。懸念にはまったく根拠がない」などと表明していました。
黄氏はさらに、「西側の中国に対して間違った見方をしている。中国が何かをするたびに、それが国家の行為であろうが個人の行為であろうが、中国の脅威の一部であるとみなす」などと土地買収を疑問視する声に反発していました。
アイスランドにおける中国人の土地買収が拒絶されたことで、中国では「西側諸国」に不信の念を持ち反発する世論が強くなる可能性があります。
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