毎日新聞 8月25日(木)
北九州市八幡西区東曲里町の「北九州プリンスホテル」(現ホテルクラウンパレス北九州)にあった2本のクスノキが東京都中央区日本橋のオフィスビルに移植されました。樹齢100年以上とされる大木で、殺風景なビジネス街を行き交うビジネスマンに木陰を提供しています。
クスノキが移植されたのは、日本橋室町野村ビルです。2007年、旧プリンスホテルの敷地を再開発のため取得した野村不動産の幹部が堂々としたクスノキの姿に魅せられ、日本橋で建設中のビルへの移植を思いついたということです。
野村不動産によると、クスノキは高さ15メートル、幹の太さは直径75センチだそうです。2008年6月、15トンの大型トラックやフェリーなどで5日間かけ千葉県君津市へ運ばれました。約2年間、養生のため仮植えされた後、2011年3月までに日本橋へ移植され、順調に育っています。
はるばる東京まで旅したクスノキです。北九州市は「グリーン大使」に任命し、記念の銘板を設置したということですよ。
野村不動産広報部は「たくさんの人が集まるパブリックスペースのシンボルツリーになれば」と話しているそうです。
のんびりしたいい話じゃないですか。
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