土地不正購入疑惑で韓国大統領夫人を事情聴取

毎日中国経済 11月5日(月)

韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領の私邸用地の不正購入疑惑をめぐり、特別検事チームは5日、李大統領の長男と兄に続き、金潤玉(キム・ユンオク)婦人に対しても事情聴取を行う方針を決めました。

特別検事チームによれば、具体的な時間や方法については調整中とのことです。金潤玉氏は11月7~11日に李大統領と共にインドネシア、タイを訪問するため、7日までの取り調べは難しいとしています。

李大統領の長男、李始炯(イ・シヒョン)氏は李大統領が退任後に居住するソウル市瑞草区内谷洞の私邸用地を自身の名義で不正に購入した疑いがもたれています。韓国国会は2012年9月初めに李大統領の私邸用地不正購入疑惑に関して特別検事による捜査を進めるため、「特別検事法」を可決し、特別検事チームを立ち上げました。チームは汚職の疑い、不動産の実名取引を義務づける法律に違反する疑い、また実勢価格より安く購入した疑い、国庫に損失を与えるかどうかについて調査を行う予定です。

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