NNA 11月23日(火)
韓国の不動産情報会社スピードバンクによると、ソウル市の再建築マンション価格の前週比変動率が、10月23日のマイナスから、10月30日と11月6日がそれぞれ0.02%、13日は0.06%と3週連続でプラスを記録しているそうです。再建築マンションは投資需要が集中する商品で、不動産市場で先行指標の役割を果たします。
韓国は、不動産バブルだと思っていましたが、また、あがりそうなんですね。
多数の再建築マンション団地が並ぶ江南地域(江南区、瑞草区、松坡区、江東区)の価格変動率は10月23日が0.00%、30日が 0.07%、11月6日が0.06%、13日が0.15%と、ソウルの平均値を上回る上昇率で推移しているそうです。
韓国 国土海洋部による発表では、10月の全国マンション取引件数は4万1,342件で、前月比22.7%増えたそうです。月間のマンション取引件数が4万件を超える のは今年4月以来です。中でもソウルが3,126件で39.1%増と大きく増えたほか、首都圏も37.5%の大幅増となりました。
同部は、「韓国政府が9月から来年3月までの期限付きで金融機関による融資規制を緩和していることが、効果をあらわし始めた」とみているようです。
不動産情報会社の不動産114の関係者は「取引量は過去の平均値や前年同月に比べると依然少ないが、下落の勢いが止まったと見るには十分」と話しています。
住宅不況の底打ち感が広がり始めたことを受け、これまで分譲を先送りにしてきた建設各社は、新規分譲を再開しているそうです。
10月のマンション分譲実績をみると、全国では2万8,993戸が分譲され、前月比219.0%増と3けた増を記録しているそうです。これは、すごいですね。その中でも、首都圏では260.9%増の1万1,180戸とすさまじく増えています。同部は、11月にも首都圏だけで1万1,262戸が分譲されると予測しているそうです。また、各社は再建築マン ションの一般分譲も予定しているようです。
韓国は、これからもまだまだ経済の発展する余地がありますし、そういう意味では土地の値上がりを期待するのも、経済的に正しいかもしれませんね。
分譲物件が増えている上、不動産価格が底を打ったとの認識が広まっていることから、マイホームを手に入れようとする消費者は「今が買い時」とみているようで、不動産市場が活気を帯び始めているとのこと。
不動産情報会社、不動産バンクによると、不動産景気回復への期待感から取引が徐々に増えており、11月第3週のソウルのマンション価格は前週比0.06%上昇し、上昇幅はここ9カ月で最高となったそうです。
一方、以前は売買差益を狙った不動産投資が主流だったが、最近では老後の備えや財テクとして、安定収入が見込める賃貸事業が人気となっているようです。
住宅市場が停滞する間に、オフィスとしても住居としても使える「オフィステル」やワンルームマンションが投資先として定着したほか、名称を「知識産業センター」に 改め、充実した施設と手厚い税制支援でイメージを改善しているマンション型工場が目を引くようになったそうです。
専門家はおおむね、現在の不動産市場に回復の兆しが見えはじめているとしているようですが、来年3月以降の融資規制環境の変化で先行きは不透明とも指摘しているようです。韓国銀行がこのほど4カ月ぶりとなる政策金利引き上げに踏み切っており、不動産市場への影響が注目されています。
特に、預金金利を上回る収益率となっていた収益性不動産を中心に投資が集中していたが、利上げにより投資家が不動産投資を踏みとどまる可能性もあります。ま た、利上げが発表されるや、都市銀行では相次ぎ住宅担保貸出金利を0.05~0.14%引き上げており、家計の金融負担が増え、住宅市場への悪 影響につながるとの懸念もあります。
さあ、どうなるかでしょう。
長期的には、きっと土地の値段は上がると思います。
ただ、世界経済の変動を見ると、ここ数年は、土地も上がるだけでなくさがるきもするのですが、、、、。
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